2016年 07月 29日
サントリー山崎蒸留所 その2 |
見学ツアーの開始です。
ウイスキー館の2Fから中庭を抜けて蒸留所に行きます。
手前にある蒸留器の真ん中あたりにある丸いプレートに、
見えませんが電話番号が書いてあるそう。
なんとその電話番号が今もこの蒸留所の番号なのだとか。
案内のお姉さん曰く『個人的に好きです(ツボってことかしらん)。』とのこと。
なんだかわかる気がいたします。
奥には鳥井信治郎氏と元サントリー会長の佐治敬三氏の銅像。
海外からの方がツアーの半数を締めていらっしゃいましたが
皆さん写真を撮られていました。
まず迎えてくれるのが大きなステンレス発酵槽。
この部屋に入った瞬間漂う独特の香り。
えーと、
ジョグ中によく『十一』さんの前を走るのですが
通った時に感じるそんな香りです。
通路の右手にはこれまた巨大な木樽。
二つは通路の下にあるパイプで繋がっているそう。
初めて知ることばかりで興味深いです。
次は蒸留室へ。
左右6機ずつ、12のポットスチルが並んでいます。
左側が初留釜、右側が再留釜。
壮観。
色々形があって色はどれももうゴールドですね。
説明によりますと、スコットランドの蒸留所でも3種類くらいしかつくらない原酒を、
こちらではなんと100種類以上作っているそう!
うなっちゃいます。
こちらは実際には見れないので写真だけの展示。
数年前にやってきたハイボールブームで製造が追いつかなくなり、
3年前に蒸留釜を追加したとのこと。
色はまだ銅色のおニューな写真。
外から少しだけ見える場所があるのですが既にちょびっとゴールド色に変わっていました。
1機数千万するそうなのでこりゃあ大変、、、。
でもそのブーム、ブームじゃなくなってもう定着しちゃってますものね。
いよいよ樽熟成のお部屋に。
あちらこちらから『うわぁぁ』という声が上がります。
これはすごいです。
何樽あるのでしょう?
香りも今までの部屋と変化しました。
まずは気を落ち着かせて展示を見ながら説明していただきます。
天使の分け前。
ウイスキー館のものより色の違いがはっきりと解るようになっています。
樽の製造工程。
こうやって内側を一樽ずつ焼いていくのでそれぞれ個性を持ったウイスキーが出来るんですね。
焼き方までブレンダーさんが拘ってオーダーされるそうです。
ニューポットが詰められる樽の材質も様々。
そういやたま~に限定の樽仕込み発売されていますね。
パンチョンとかシェリーカスクとか。
なかなか手に入りませんけれど、、。
只今熟成中。
うーんと、
1994年の樽の上に2003年の樽があったりと、素人では『おや?』と思ってしまう並び方です。
動かすと香り、味が変化してしまう為一度置くと動かすことはないとのこと。
なので気になったものですから恐る恐る質問してみました。
『ブレンダーの方々はどこにどの樽があるのかわかっていらっしゃるのですか?』と、
お答えは、
『こちらには今10名弱のブレンダーがおりますが、全員解っております。(きっぱり)』
感嘆。
樽でできた列の間を抜けていくと、
おや?
ナンバリング1番、
年数は、
「いち、きゅう、に~、見えないなぁ。」
と言っておりましたらツアー添乗員の方がそっと、
「1924年、創業年の1番樽です。」と教えて下さいました。
しばし感覚を研ぎ澄ませて、
この空間にある90余年の時間と香りを出来うる限り感じてみます。
ああ想像もつきません、感動。
ウィスキー天国への旅、その3は試飲です。
楽しみですね。
つづきます。
ウイスキー館の2Fから中庭を抜けて蒸留所に行きます。
手前にある蒸留器の真ん中あたりにある丸いプレートに、
見えませんが電話番号が書いてあるそう。
なんとその電話番号が今もこの蒸留所の番号なのだとか。
案内のお姉さん曰く『個人的に好きです(ツボってことかしらん)。』とのこと。
なんだかわかる気がいたします。
奥には鳥井信治郎氏と元サントリー会長の佐治敬三氏の銅像。
海外からの方がツアーの半数を締めていらっしゃいましたが
皆さん写真を撮られていました。
まず迎えてくれるのが大きなステンレス発酵槽。
この部屋に入った瞬間漂う独特の香り。
えーと、
ジョグ中によく『十一』さんの前を走るのですが
通った時に感じるそんな香りです。
通路の右手にはこれまた巨大な木樽。
二つは通路の下にあるパイプで繋がっているそう。
初めて知ることばかりで興味深いです。
次は蒸留室へ。
左右6機ずつ、12のポットスチルが並んでいます。
左側が初留釜、右側が再留釜。
壮観。
色々形があって色はどれももうゴールドですね。
説明によりますと、スコットランドの蒸留所でも3種類くらいしかつくらない原酒を、
こちらではなんと100種類以上作っているそう!
うなっちゃいます。
こちらは実際には見れないので写真だけの展示。
数年前にやってきたハイボールブームで製造が追いつかなくなり、
3年前に蒸留釜を追加したとのこと。
色はまだ銅色のおニューな写真。
外から少しだけ見える場所があるのですが既にちょびっとゴールド色に変わっていました。
1機数千万するそうなのでこりゃあ大変、、、。
でもそのブーム、ブームじゃなくなってもう定着しちゃってますものね。
いよいよ樽熟成のお部屋に。
あちらこちらから『うわぁぁ』という声が上がります。
これはすごいです。
何樽あるのでしょう?
香りも今までの部屋と変化しました。
まずは気を落ち着かせて展示を見ながら説明していただきます。
天使の分け前。
ウイスキー館のものより色の違いがはっきりと解るようになっています。
樽の製造工程。
こうやって内側を一樽ずつ焼いていくのでそれぞれ個性を持ったウイスキーが出来るんですね。
焼き方までブレンダーさんが拘ってオーダーされるそうです。
ニューポットが詰められる樽の材質も様々。
そういやたま~に限定の樽仕込み発売されていますね。
パンチョンとかシェリーカスクとか。
なかなか手に入りませんけれど、、。
只今熟成中。
うーんと、
1994年の樽の上に2003年の樽があったりと、素人では『おや?』と思ってしまう並び方です。
動かすと香り、味が変化してしまう為一度置くと動かすことはないとのこと。
なので気になったものですから恐る恐る質問してみました。
『ブレンダーの方々はどこにどの樽があるのかわかっていらっしゃるのですか?』と、
お答えは、
『こちらには今10名弱のブレンダーがおりますが、全員解っております。(きっぱり)』
感嘆。
樽でできた列の間を抜けていくと、
おや?
ナンバリング1番、
年数は、
「いち、きゅう、に~、見えないなぁ。」
と言っておりましたらツアー添乗員の方がそっと、
「1924年、創業年の1番樽です。」と教えて下さいました。
しばし感覚を研ぎ澄ませて、
この空間にある90余年の時間と香りを出来うる限り感じてみます。
ああ想像もつきません、感動。
ウィスキー天国への旅、その3は試飲です。
楽しみですね。
つづきます。
by wailea_cafe
| 2016-07-29 12:20
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